お祝いの渡し方

多くの場合、結婚式の「お祝い」は招待状を受け取った後に考えます。
なぜなら、結婚式に招待されるか分からない段階で渡すと相手に招待しなければならないというプレッシャーを与えるからです。
これは披露宴でも同じなので注意しましょう。
渡す期間は招待状が届いて、挙式が行われる日までとなっています。
昔は自宅へ持っていく事が多かったですが、今は仕事で忙しい人も多く、急に家に行くと相手の負担になるとの考え方があります。

なので、品物の場合は家には行かずデパートや百貨店で選んで、そこから配送してもらう。
現金の場合は当日に受付で渡すのが一般的です。
もし、夫婦で出席するなら金銭の場合は二人分、金額は奇数、もしくはペアとされる「二万」が良いとされています。
この時に使う札は、折り目の無い「新札」にしましょう。
ただし、奇数の場合は「九」は「苦」を、偶数なら「四」は「死」を連想させるので避けてください。
品物の場合、昔は「刃物」や「ガラス」は「切れる」や「壊れる」を連想させるのが避けられていましたが、今は本人の希望を優先して贈る事もあります。

もし、出席しない場合でも「お祝い」を送りたいなら、先に書いたように招待状が来てから挙式の間に渡すか、送る様にしてください。
招待された挙式や披露宴が会費制の場合は、会費が「お祝い」になるので事前に贈ったり、渡す必要はありません。