受付係

「受付」は挙式や披露宴で訪れる招待客が最初に行く場所です。
なので、服装はシンプルにまとめ、派手なメイクやネクタイは避けましょう。
また、披露宴が始まる前に手洗いや荷物を預ける「クローク」に行きたい人に場所を尋ねられる事が多いです。
なので、受付に行く前に手際よく案内できる様に会場内を調べておく事をオススメします。
その時に自分の用事は全て済ませておいてください。特に受付では「御祝い」など金銭を預かるので、責任重大な場所でもあります。

なので、理想としては挙式や披露宴が始まる一時間程前に行き、受付の場所を確認し、芳名帳や筆記用具、招待客の名簿、席次表に祝儀袋受盆など必要な物をチェックします。
足りない物があれば、すぐに会場のスタッフに確認して用意してもらい、名簿にも目を通しておきましょう。
そうすれば、受付が始まった時に記帳された名前と名簿の確認がスムーズに出来ます。

用意が出来たら、先に書いたように会場を下見して、人に聞かれそうな場所を把握しておきます。
受付は披露宴や挙式が始まる三十分前に始まる事が多いので、そこから招待客が来たら記帳してもらい、席次表を渡します。
この時、受け取った「御祝い」に名前がなければ、後で受け取った側が困るので、その場で書いてもらいましょう。

開宴が近付いたら、受付は終了です。
預かった「御祝い金」を一つの袋にまとめて、芳名帳と一緒に会計係に渡してください。
頼まれない限り、受付係が金額を確認する事はないので、勝手に計算しないようにしましょう。