司会

司会は披露宴など場の進行を任された大事な役割です。
頼まれたら、まず新郎新婦と打ち合わせをして、どんな内容にしたいか確認しましょう。
ここで大切なのは一方の意見ばかり取り入れないで、二人の意見やイメージを一致させる事です。
次にイメージがハッキリしたら、それを具体的にしてプランを立てます。
そして、全ての内容が揃ったらタイムテーブルを作り、大まかな流れを決めます。
あまり細かく決めると当日に狂ってしまう事があるので、余裕を持って設定してください。
スピーチや余興は前もって時間を決めて、やる人に伝えておきましょう。

流れが決まったら、台本を作って各場面の挨拶や紹介など言うべき事をまとめておくと良いです。
何度もやったからといって、必ず出来るとは限りません。
また、新郎新婦の慣れ染めや盛り上がりそうな話を集めておいて、当日に話せば盛り上がるでしょう。
祝辞をお願いする場合は名前の読み方を聞いて、絶対に間違えない様にしましょう。
台本が出来たら予行練習を重ねて、全体の流れを頭に入れておきます。
本番はスピーチや余興でタイムテーブル通りに行かない事が多いでしょうが、それも想定して練習しておく事をオススメします。

服装は新郎新婦の礼装を基準に、主役より控えめにしましょう。
二人で行う場合は、事前に合わせておくと良いでしょう。
当日は遅くとも一時間前に会場に行き、最終的な打ち合わせ、マイクや音楽を流す機器のチェックや操作方法を入念に調べておきましょう。

また、式で読みあげる祝電は順番も重要になってきます。
送り主の名前の他に、万が一に時間が足りない場合、割愛しても問題ない人を調べておきましょう。
当然、読みあげの練習もしておいてください。
最中は笑顔を忘れず、きちんとした態度を心がけてください。